関西電は16年ぶり高値圏を快走、保有原発の安定稼働見込まれ物色人気加速
関西電力<9503.T>が3連騰、前週末に続き年初来高値を更新、時価は2008年のリーマンショック直前の水準を回復し、約16年ぶりの高値圏を走っている。25年3月期は最終利益段階で前期比41%減益見通しと大きく落ち込むものの、「期ずれ」の影響による前期上乗せ分の反動によるもので株価的には織り込みが進み、一方で今期は保有する原発7基の安定稼働が見込まれることが同社最大の強みとなっている。同社は前週21日に、定期検査中だった高浜原発4号機が本格運転を再開したことを発表している。同社株をはじめ電力株は、半導体工場やデータセンターの国内増設に伴う電力需要の増大化を背景に、収益機会の高まりが意識されており上値指向の銘柄が目立つ。
出所:MINKABU PRESS
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