日本エアーテック---1Q減収なるも、製品別の販売状況では半導体・電子分野向け機器が増加

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最新投稿日時:2024/05/23 09:37 - 「日本エアーテック---1Q減収なるも、製品別の販売状況では半導体・電子分野向け機器が増加」(フィスコ)

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日本エアーテック---1Q減収なるも、製品別の販売状況では半導体・電子分野向け機器が増加

配信元:フィスコ
投稿:2024/05/23 09:37
*09:37JST 日本エアーテック---1Q減収なるも、製品別の販売状況では半導体・電子分野向け機器が増加 日本エアーテック<6291>は15日、2024年12月期第1四半期(24年1月-3月)決算を発表した。売上高が前年同期比13.6%減の34.75億円、営業利益が同13.1%減の3.59億円、経常利益が同11.1%減の3.86億円、四半期純利益が同7.0%減の2.70億円となった。前第2~第4四半期と比較し、各種経費の減少、売価アップ、売上高増加の結果、営業利益率は10.3%に改善した。

同社はパーパス「きれいな空気で、未来を支える。」を掲げており、半導体や電子部品、医療や製薬そして食品等あらゆるものを安心して供給する清浄な空気環境を支えつつ、脱炭素社会にも貢献するよう省エネルギー化を推進している。また、当年度は新たな「中期経営計画(2024年度-2028年度)」の初年度となる。今後5年間の業績拡大及び企業価値向上を計画する上で、人的資本への投資を積極的に行い会社の基盤づくりを進めるとともに、工場への設備投資を積極的に推進している。

営業面においては、電子工業分野、バイオロジカル分野共に新設工場等の設備投資が活発であり、感染症対策機器の売上減少分を補っている。また、営業及びサービスの拡充に向けて、空白地区(北海道)への新たな拠点作りに着手している。生産面においては、生産効率向上を最優先課題として取組んでいる。2024年12月竣工に向けて草加工場近隣に倉庫機能を主とした草加多目的センターを建設している。また、伊勢崎工場への板金加工設備の追加設置は2024年11月を予定している。さらに、カーボンニュートラルへの追加対応として、越谷工場へ太陽光発電・蓄電池設備を2024年8月までに設置することを決定した。本設備に要する金額は、0.25億円を見込んでいる。製品別の販売状況は、前第1四半期より「感染症対策機器」及び「クリーンルーム」が減少したが、半導体・電子分野向け機器が増加した。収益面においては、売上高の減少により減益となった。

2024年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比1.1%減の135.00億円、営業利益が同27.3%増の9.00億円、経常利益が同8.9%増の11.00億円、当期純利益が同9.3%増の8.00億円とする期初計画を据え置いている。

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