イチカワ、前期経常を一転11%増益に上方修正

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最新投稿日時:2024/05/14 15:00 - 「イチカワ、前期経常を一転11%増益に上方修正」(株探)

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イチカワ、前期経常を一転11%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2024/05/14 15:00
 イチカワ <3513> [東証S] が5月14日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円→11.6億円(前の期は10.4億円)に16.0%上方修正し、一転して11.1%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.6億円→3.2億円(前年同期は4.8億円)に97.0%増額し、減益率が65.6%減→32.3%減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社グループの主要取引先であります紙パルプ業界の動向は、国内につきましては、新聞用紙及び印刷情報用紙の需要は、紙のデジタル化が引き続き進んでいることで新型コロナウイルス禍以前の水準までは回復に至らず、加えて、板紙及び衛生用紙等の需要にも減少傾向が見られ、厳しい状況が続いております。一方、海外につきましては、早くから市場規模の大きな主要地域に進出し、グローバルな販売体制による積極的な拡販活動展開により、シェア拡大を目指しております。海外市場は、アジア地域において通販市場の拡大に伴う板紙及び衛生用紙の需要があるものの、新聞用紙及び印刷情報用紙は国内と同様に需要の減少傾向が続くと見込まれ、厳しい状況が継続しております。当期の業績につきましては、国内紙需要の減少や海外大手顧客の生産集約に伴う販売製品の需要の減少により抄紙用フエルト販売数量は減少しましたが、収益性重視の販売への取り組みに注力したこと及び海外抄紙用ベルト販売数量の増加に加え、為替相場が想定以上に円安傾向で推移したことの影響により、連結売上高及び全段階の利益において前回発表予想値を上回る見込みとなりました。以上によりまして、当連結会計年度の業績予想値を修正するものであります。※ 上記予想は、本資料の発表日現在における将来の経営環境予想等の前提に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後種々の要因によって予想数値とは異なる場合があります。
配信元: 株探

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