“動かない”いや“動けない”…!? - ドル円

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最新投稿日時:2024/04/01 11:31 - 「“動かない”いや“動けない”…!? - ドル円」(武市佳史)

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“動かない”いや“動けない”…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2024/04/01 11:31

◆ “動かず” - “昨年10月以来最小”の変動幅


「イースター休暇(先週末はグッド・フライデー)」の真っ最中に発表された「PCEコア・デフレータ」は“概ね予想通り”となりました。
またもう一つの注目である「パウエルFRB議長発言」では『利下げを急ぐ必要はない』との見方が示されましたが、特に材料視されることはありませんでした。
このため流動性低下を背景にした小動きは継続し、“昨年10月19日以来最小の変動幅(32.6pips)”に留まりました。

◆ “流動性回帰”は望むべくもない…? - 米国市場再開も…


本日より米国市場は再開しますが、欧州市場の大半は“まだ休場(イースター・マンデー)”となりますので、“流動性回帰”は望むべくもないというのが実状といえます。
そうした中で今朝方発表の「日銀短観」も、“マチマチ”ということで、動意づくキッカケにはなりませんでした。
「ISM製造業景況指数」が予定されていますので、「NYタイムに入れば…?」との期待はわずかに残りますが、少なくともそれまでは“動きづらい”と見るのが妥当なところ…?

◆ 引き続き“仕掛け的な動き”には警戒が必要だが…!?


「口先介入」の効果は賞味期限切れの印象が強いだけに、“仕掛け的な動き”が入らないとも限りませんが、まだ本日は“膠着(動意薄)”と見ておくべきでしょう。
もちろん現レンジを“上抜けor下抜け”した場合には、短期的には“ついていく”を頭の片隅に残しておきながら…。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

153.300(90/6/29高値)
153.118(+2σ)
153.000(大台)
上値5:152.300(90/7/6高値)
上値4:151.964(3/27高値《年初来高値》、大台)
上値3:151.828(ピボットハイブレイクアウト)
上値2:151.661(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:151.543(3/28-29高値、+1σ、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:151.344
下値1:151.143(3/28-29安値、日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値2:151.002(3/22-25安値、3/27安値、ピボット2ndサポート、大台)
下値3:150.918(3/21~3/27の61.8%押し、ピボットローブレイクアウト)
下値4:150.671(3/21~3/27の76.4%押し)
下値5:150.272(3/21安値)
150.000(大台)
149.869(3/8~3/27の38.2%押し、20日移動平均線)
149.476(50日移動平均線)
149.222(3/8~3/27の50%押し、日足・一目均衡表先行スパン上限/基準線、週足・一目均衡表転換線)

《10:55》

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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