昭和パックス、今期経常を7％上方修正

　昭和パックス <3954> [東証Ｓ] が3月25日大引け後(15:10)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の11.3億円→12.1億円(前期は13.4億円)に7.1％上方修正し、減益率が16.2％減→10.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.3億円→6.1億円(前年同期は5.9億円)に15.1％増額し、一転して2.9％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　個別業績予想につきましては当初は国内生産が進展することで当社の売上高が伸長するものと見込んでおりましたが想定以上に売上数量が回復しない状況が続き、売上高が減少する見通しとなりました。一方で採算の良化や原価抑制などで経常利益は増加、また投資有価証券の一部売却により当期純利益も増加する見通しとなりました。　連結業績予想につきましては主として上記の個別業績予想の修正の影響と連結子会社で与信費用が増加したことによる見直しを行いました。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。