ここまで来れば……!? - ドル円

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

最新投稿日時:2024/03/22 11:07 - 「ここまで来れば……!? - ドル円」(武市佳史)

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

ここまで来れば……!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2024/03/22 11:07

◆ 一旦下押しも… - 再び“151円後半”へ


利益確定売りが先行する中、一時“150.272円”へと値を落としたドル円でしたが、堅調推移そのものは変わりませんでした。
特に昨日はNYダウ/ナスダック/S&P500が揃って史上最高値更新を見せる中、米10年債利回りも“4.29%”へ上昇する場面が見られたことで、“ドル買い(戻し)”も台頭しています。
こうして「円売り>ドル売り」という構図は如何ともしがたく、NYタイム中盤には“151.747円”へと値を戻していきました。

一方で“前日高値(151.811円)”には届かず、“1990年7月以来(151.952円超え)”を窺うに至ることはありませんでした。
「円買い介入」への警戒感は根強いだけに、“一気の上値模索”とはなっていないのが実状といえます。

◆ 「円買い介入」を睨みながらにはなるが…?


それでも一旦押したこともあり、“下値の堅さ”を確認した上での“上値模索”となっています。
また昨日発表の米経済指標は“いずれも好内容”だっただけに、“米早期利下げは不要→ハト派姿勢に緩み”という流れにもなっています。
そうなると前記警戒感を睨みながらにはなるものの、ここまで来れば“投機筋”が放っておかない…?

本日は「パウエル議長発言」が予定されていますので、NYタイムには再び“ハト派姿勢”に寄らないとも限らない点には注意が必要です。
このため“一方通行的”な動意は期待薄とは考えますが、少なくとも“上値トライ”先行の展開を想定したいところです。

いよいよ見られるか…? “1990年7月以来”、そして“152円乗せ”…。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

154.650(90/6/28高値)
154.000(大台)
153.628(ピボットハイブレイクアウト)
153.300(90/6/29高値)
153.000(大台)
152.688(ピボット2ndレジスタンス)
152.539(+2σ)
上値5:152.300(90/7/6高値)
上値4:152.153(ピボット1stレジスタンス)
上値3:151.952(22/10/21高値、22/11/13高値、大台)
上値2:151.811(3/20高値《年初来高値》)
上値1:151.747(3/21高値)
前営業日終値:151.619
下値1:151.399(3/20安値後の23.6%押し)
下値2:151.184(3/20安値後の38.2%押し)
下値3:151.010(3/20安値後の50%押し、+1σ、大台)
下値4:150.835(3/20安値後の61.8%押し)
下値5:150.620(3/20安値後の76.4%押し、ピボット1stサポート)
150.272(3/21安値)
150.000(大台)
149.775(3/8~3/20の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
149.458(20日移動平均線)
149.216(日足・一目均衡表転換線、ピボットローブレイクアウト)
149.146(3/8~3/20の50%押し、日足・一目均衡表基準線)
149.024(50日移動平均線、大台)
148.912(3/18-19安値)
148.854(週足・一目均衡表転換線)
148.516(3/8~3/20の61.8%押し)
148.438(日足・一目均衡表先行スパン上限)

《10:45》

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

みんかぶおすすめ