板硝子、今期最終を8％上方修正

　日本板硝子 <5202> [東証Ｐ] が2月9日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は135億円の黒字(前年同期は371億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の120億円の黒字→130億円の黒字(前期は337億円の赤字)に8.3％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の22.2億円→32.2億円(前年同期は50.5億円)に44.9％増額し、減益率が55.9％減→36.1％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比2.3倍の37.3億円に急拡大したが、売上営業利益率は前年同期の5.1％→3.2％に悪化した。

株探ニュース