共同ＰＲ、前期経常を12％上方修正・最高益予想を上乗せ

　共同ピーアール <2436> [東証Ｓ] が2月1日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の7.7億円→8.6億円(前の期は7.3億円)に11.9％上方修正し、増益率が4.6％増→17.1％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.1億円→4億円(前年同期は2.8億円)に29.1％増額し、増益率が10.1％増→42.2％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　連結業績予想修正の理由　2023 年 12 月期通期の連結業績見通しについてインバウンド需要の高まりを背景に堅調にＰＲ事業が伸長したこと、インフルエンサーマーケティング事業やＡＩ・ビッグデータソリューション事業もそれぞれ自社クリエイターによるタイアップ案件が拡大したこと、データ可視化技術のTableau事業が想定以上に推移したことなどから増収増益を見込んでおります。　上述のとおり、通期の連結業績といたしましては、売上高は68.9億円、営業利益は8.4億円、経常利益は8.6億円、親会社株主に帰属する当期純利益は4.8億円を見込んでおります。単体業績予想修正の理由　当社は2023年12月期に連結子会社である（株）マンハッタンピープル（以下「MP社」という。）より１億5,000万円の配当金を受領したことなどにより、単体の当期純利益が大幅に予想を上回る見通しとなりました。なお、MP社は当社の100％連結子会社であるため、本件にかかる連結業績予想に与える影響はございません。　上述のとおり、通期単体結業績といたしましては、売上高は46億円、営業利益は6.7億円、経常利益は8.4億円、親会社株主に帰属する当期純利益は6.0億円を見込んでおります。