レスターHDが約20年ぶりの高値水準に浮上、高配当利回り魅力で成長への布石も着々◇
レスターホールディングス<3156.T>が一時200円を超える上昇で、3075円まで上値を伸ばし2004年以来約20年ぶりの高値水準に浮上した。半導体関連の割安株として半導体商社株の人気が本格化している。そのなか、同社は熊本工場でTSMC<TSM>と連携するソニーグループ<6758.T>や米インテル<INTC>などの製品を取り扱うことで注目度が高く、経営戦略面でも電子・光学材料メーカーのデクセリアルズ<4980.T>と戦略的提携に向けた動きをみせるなど、業容拡大に野心的で将来的な成長期待が投資マネーを誘引している。一方で、株主還元にも前向きに取り組んでおり、配当利回りは前週末終値換算で4%強と際立っていた。新NISA導入で個別株も高配当利回り銘柄への関心が高まっており、これが同社株にとっても追い風となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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