いずれの結果でも“大きく動意づく”…!? - ドル円

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最新投稿日時:2023/12/19 11:03 - 「いずれの結果でも“大きく動意づく”…!? - ドル円」(武市佳史)

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いずれの結果でも“大きく動意づく”…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2023/12/19 11:03

◆ 「火消し発言」継続… - 一時“143円回復”


 『米利下げ時期について市場は先走り過ぎ(メスター・クリーブランド連銀総裁)』
 『米利下げに関する市場の先走りに困惑(グールズビー・シカゴ連銀総裁)』

いわゆる「火消し発言」は週明けも続き、主に対ユーロで“ドル買い(戻し)”が進行しました。
この影響にてドル円は続伸しており、NYタイム中盤には“143.156円”へと押し戻される場面が見られました。
ただ「日銀会合」を翌日に控えるスケジュール感もあり、その後は“様子見”“やや利益確定売り先行”となって、昨日の取引を終えています。

◆ 見方は真っ二つ…? - 日銀会合


その「日銀会合」では、大きく変動する可能性が否めないところです。
いわゆる7日の「チャレンジング発言」をキッカケに期待感が高まり、一方で日銀関係者とされる11日の「否定発言」にて押し戻された「日銀緩和策修正」について、一つの結果が示されることになるからです。
国内勢は“まだ動かない”との見方が大勢を占めており、一方で欧米勢は“修正ありき”で動いているだけに、どちらに転んでも大きく動意づく可能性は否めないところです。

◆ 「動く=円買い VS 動かない=円売り」の行方は…? 


フォワードガイダンスの変更を含め、何らかの動きが見られれば“円買い(ドル売り)”、何もなければ“円売り(ドル買い)”が基本と考えますが、こればっかりは結果が出るまでは何とも…?
個人的には“何もない(「粘り強く緩和を継続」との文言は残る)”の可能性が高いと考えますが、決め打ちすることなく、臨機応変に対応できる柔軟性を持ちたいところです。
いずれにしても“大きく動意づく”を想定しながら…。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※日銀金融政策決定会合が予定されていますので、さらに値幅を拡大しております。

146.426(11/13~12/14の50%戻し、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
146.163(12/12高値)
146.011(12/13高値、20日移動平均線、大台)
145.250(12/11~12/14の76.4%戻し)
145.132(11/13~12/14の38.2%戻し)
145.000(大台)
144.573(週足・一目均衡表基準線)
144.427(12/11~12/14の61.8%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
144.120(日足・一目均衡表転換線)
144.000(大台)
上値5:143.763(12/11~12/14の50%戻し、ピボット2ndレジスタンス )
上値4:143.641(-1σ)
上値3:143.313(ピボット1stレジスタンス)
上値2:143.156(12/18高値)
上値1:143.000(大台)
前営業日終値:142.808
下値1:142.617(200日移動平均線)
下値2:142.311(12/14~12/18の38.2%押し)
下値3:141.146(ピボット1stサポート)
下値4:142.051(12/14~12/18の50%押し)
下値5:141.989(12/18安値、大台)
141.790(12/14~12/18の61.8%押し)
141.421(12/15安値、ピボット2ndサポート)
141.259(月足・一目均衡表転換線)
141.071(-2σ)
140.945(12/14安値、大台、ピボットローブレイクアウト)
140.768(50週移動平均線)
140.683(7/31安値)
140.000(大台)
139.896(20月移動平均線)
139.589(週足・一目均衡表先行スパン上限)

《10:35》

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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