天昇電 Research Memo(4):財務内容は改善傾向、自己資本比率は30.0%

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最新投稿日時:2023/12/12 14:34 - 「天昇電 Research Memo(4):財務内容は改善傾向、自己資本比率は30.0%」(フィスコ)

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天昇電 Research Memo(4):財務内容は改善傾向、自己資本比率は30.0%

配信元:フィスコ
投稿:2023/12/12 14:34
*14:34JST 天昇電 Research Memo(4):財務内容は改善傾向、自己資本比率は30.0% ■業績動向

2. 財務状況とキャッシュ・フローの状況
天昇電気工業<6776>の2024年3月期第2四半期の財務状況は、流動資産は13,868百万円(前期末比785百万円増)となったが、主要科目では現金及び預金が前期末比24百万円減、電子記録債権を含む受取手形及び売掛金が同447百万円増、たな卸資産が同525百万円増であった。固定資産は15,142百万円(同667百万円増)となった。内訳は有形固定資産が同593百万円増、無形固定資産が同6百万円減、投資その他の資産が同79百万円増であった。この結果、資産合計は29,010百万円(同1,451百万円増)となった。

流動負債は10,708百万円(同396百万円減)となった。主な変動要因は、電子記録債務を含む仕入債務が前期末比42百万円減、短期借入金等が同142百万円増となったことによる。固定負債は7,807百万円(同875百万円増)となった。主に長期借入金が同639百万円増加したことによる。純資産は10,494百万円(同972百万円増)となった。主に四半期純利益の計上による利益剰余金の増加516百万円、為替換算調整勘定の増加191百万円による。この結果、2024年3月期第2四半期末の自己資本比率は30.0%(前期末は28.8%)となった。

また2024年3月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは1,063百万円の収入となった。主な収入は、税金等調整前四半期純利益の計上835百万円、減価償却費1,078百万円で、一方で主な支出は、売上債権の増加377百万円、たな卸資産の増加450百万円、仕入債務の減少228百万円となった。投資活動によるキャッシュ・フローは1,740百万円の支出となったが、主な支出は金型を中心とした有形固定資産の取得による支出1,732百万円である。財務活動によるキャッシュ・フローは327百万円の収入となったが、主な収入は長短借入金の増加(ネット)463百万円であった。この結果、現金及び現金同等物は前年同期末比24百万円減少し、四半期末残高は5,547百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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