インバウンド需要の回復鮮明。
インバウンド需要の回復鮮明。
日本政府観光局によると、先月10月に日本を訪れた外国人旅行者は251万6500人。
感染拡大前の2019年の同じ月を上回るのは初めてで、1か月の旅行者数が200万人を超えるのは5か月連続で、インバウンド需要の回復が一層鮮明となっている。
同社が11月9日に発表した決算も、堅調な内需回復や留学生の増加、足元の訪日外国人客数がコロナ前の2019年水準近くまで回復したことに加え、エネルギーコストが想定を下回って推移したことで良好な内容。
また、事業環境の大幅な改善が見られる中で寮事業・ホテル事業共に想定を上回るスピートで業績が改善する見込みとして、2024年3月期通期連結業績予想を上方修正並びに期末配当予想を増額としている。
かつて国別の訪日客数が最も多かった中国からの旅行者数は2019年10月と比べて35%の水準にとどまっており今後、中国からの旅行者が回復し、インバウンド需要全体がさらに高まれば更なる同社の売上の増加にも期待出来るだろう。
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