ダントーＨＤ、今期経常を赤字拡大に下方修正

　ダントーホールディングス <5337> [東証Ｓ] が11月14日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は6.4億円の赤字(前年同期は6.9億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の5.9億円の赤字→9.4億円の赤字(前期は10.8億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.5億円の赤字→5億円の赤字(前年同期は5.8億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は2.1億円の赤字(前年同期は1.9億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-19.0％→-12.1％に急改善した。

株探ニュース