電気興、今期経常を一転赤字に下方修正

　電気興業 <6706> [東証Ｐ] が11月10日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は10.3億円の赤字(前年同期は9億円の赤字)に赤字幅が拡大し、従来の9億円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の6億円の黒字→13億円の赤字(前期は12.1億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は2.6億円の赤字(前年同期は3.1億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は4.5億円の赤字(前年同期は3.4億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-3.6％→-6.8％に大幅悪化した。

株探ニュース