テノックス、上期経常が7％減益で着地・7-9月期は赤字転落

　テノックス <1905> [東証Ｓ] が11月10日大引け後(15:15)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比6.8％減の2億4700万円に減り、通期計画の8億4000万円に対する進捗率は29.4％にとどまり、5年平均の33.1％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比38.2％増の5億9300万円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は3800万円の赤字(前年同期は1億4600万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.1％→-1.1％に大幅悪化した。

株探ニュース