サントリＢＦ、今期最終を3％上方修正

　サントリー食品インターナショナル <2587> [東証Ｐ] が11月10日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比1.3％減の671億円となった。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の755億円→775億円(前期は823億円)に2.6％上方修正し、減益率が8.3％減→5.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の371億円→391億円(前年同期は335億円)に5.4％増額し、増益率が10.5％増→16.5％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比49.3％増の287億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.6％→10.8％に改善した。

株探ニュース