守谷商会、上期経常は2倍増益で着地、今期配当を10円増額修正

　守谷商会 <1798> [東証Ｓ] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の11.6億円に急拡大し、通期計画の14.6億円に対する進捗率は80.1％に達し、5年平均の48.7％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比59.9％減の2.9億円に大きく落ち込む計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の70円→80円(前期は70円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.9倍の8.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.5％→8.3％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つと認識し、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、当期の業績や今後の経営環境等を総合的に勘案し、継続的かつ安定的に配当することを基本方針としていますが、本日開示しました2024年3月期第2四半期決算短信(日本基準)(連結)における9月30日時点の連結業績や期末に向けての業績見通し等を踏まえ、2024年3月期の期末配当金を10円増配し80円とすることを決議いたしました