エスペック、今期経常を13％上方修正

　エスペック <6859> [東証Ｐ] が10月27日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の51億円→57.5億円(前期は46.6億円)に12.7％上方修正し、増益率が9.3％増→23.3％増に拡大する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の19.5億円→25億円(前年同期は17.3億円)に28.2％上方修正し、増益率が12.7％増→44.4％増に拡大し、従来の17期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2024年3月期第2四半期累計期間の連結業績につきましては、主に高速大容量通信などのIoT分野や世界的な電気自動車(EV)シフトによる需要が継続していることから受注が計画を上回って推移しており、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が前回発表した予想数値を上回る見込みとなりましたので、業績予想を上方修正いたします。また、2024年3月期通期の連結業績につきましても、第2四半期累計期間の連結業績予想および現時点での状況を踏まえ、前回発表した予想数値を上方修正いたします。なお、配当予想につきましては、前回発表した予想を変更しておりません。（注）上記の業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき合理的に判断して作成したものでありますが、今後　　　さまざまな要因によって変動する可能性があることをご承知おきください。