チヨダ、上期経常を43％上方修正

　チヨダ <8185> [東証Ｐ] が10月10日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常損益を従来予想の7.5億円の黒字→10.7億円の黒字(前年同期は7.1億円の赤字)に42.7％上方修正した。
　なお、通期の経常損益は従来予想の9.8億円の黒字(前期は19.4億円の赤字)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（第２四半期連結業績予想）靴事業では、プライベートブランド商品販売強化の為、子会社を通じた仕入を増加させており、これらの商品の販売が好調に推移した為、売上総利益率が0.5pt 計画を上回る見通しとなりました。また、不採算店舗の閉鎖、人事効率の改善などにも取り組み管理費を削減したことで、営業利益が計画を上回る見通しとなりました。衣料品事業では、売上が計画を下回る見通しですが、不採算店舗の閉鎖、広告宣伝費の削減、抜本的な本部構造改革による徹底したコストの圧縮を図るなど販管費の最適化を推進することで、営業損失の拡大を抑制する見通しとなりました。以上の結果、第２四半期連結業績予想を上回る見通しとなりました。（通期連結業績予想）2023年10月以降トモエ商事株式会社の業績を連結に組込むこと、及び天候等諸条件が不確実な為、通期連結業績予想は当初計画を据え置いています。（個別業績予想）個別業績予想につきましては、第２四半期業績予想及び通期業績予想に変更はありません。