―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月5日から6日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 アスカネット <2438>
24年4月期第1四半期(5-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比39.3%減の3400万円に落ち込み、通期計画の5億0500万円に対する進捗率は6.7%にとどまり、5年平均の14.1%も下回った。
▲No.2 ナ・デックス <7435>
24年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比12.9%減の2.7億円に減ったが、5-10月期(上期)計画の5.4億円に対する進捗率は51.5%に達し、5年平均の36.4%も上回った。
▲No.3 ハウテレ <7064>
24年1月期第2四半期累計(2-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.0%減の2.1億円に減り、通期計画の4.4億円に対する進捗率は48.5%にとどまり、5年平均の67.0%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2438> アスカネット 東G -9.73 9/ 6 1Q -39.29
<7435> ナ・デックス 東S -8.68 9/ 6 1Q -12.85
<7064> ハウテレ 東G -5.07 9/ 6 上期 -4.00
<8842> 楽天地 東P -3.93 9/ 6 上期 27.74
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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