大豊工業が連日の上値追い、トヨタ系列の好調自部品株で低PBR株物色の流れに乗る◇
大豊工業<6470.T>は上値指向が鮮明、前日は商い増勢のなか28円高に買われほぼ高値引けとなっていたが、きょうは上げ足を一段と強め31円高の865円まで上値を伸ばす場面があった。トヨタ系の自動車部品メーカーで滑り軸受け・ダイカストを主力とするが、トヨタ自動車<7203.T>の電動化戦略に対応してバッテリー及びモーター、パワーコントロールユニットといった電動化製品に注力している。燃料電池車「新型ミライ」向けで製品納入実績があるほか、燃料電池セパレーターの育成などにも努めている。業績急回復途上にあり24年3月期は営業利益段階で前期比3.5倍の24億円を予想。PBR0.3倍台と割安感が強く、自動車周辺のバリュー株物色の流れに乗っている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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