大和重、今期経常を17％上方修正

　大和重工 <5610> [東証Ｓ] が8月10日大引け後(16:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常損益(非連結)は4600万円の黒字(前年同期は3400万円の赤字)に浮上し、従来予想の1000万円の黒字を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1億2000万円→1億4000万円(前期は6300万円)に16.7％上方修正し、増益率が90.5％増→2.2倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益は前年同期比3.1％減の9400万円に減る計算になる。

　同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の経常損益は7900万円の黒字(前年同期は100万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-3.8％→3.2％に急改善した。

株探ニュース