トヨタなど自動車株が高い、YCC柔軟化後の円安進行を好感◇
トヨタ自動車<7203.T>が4日ぶりに反発。株価は2370円台まで上昇し、6月高値2358円を抜き年初来高値に買われた。ホンダ<7267.T>やマツダ<7261.T>などの自動車株も値を上げている。午前9時30分時点の為替市場は1ドル=140円80銭前後と前週末28日午後5時時点に比べ1円近いドル高・円安が進行している。日銀は28日に長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の柔軟化を発表した。YCC柔軟化は金利上昇要因となり、日米金利差縮小からドル安・円高が進むことが警戒されたが、足もとでは円安が進行している。これに伴い市場には、安心感が広がるなか売り方の買い戻しも流入している様子だ。なお、トヨタは明日に決算発表を予定している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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