サイエンスＡ、今期経常を赤字拡大に下方修正

　サイエンスアーツ <4412> [東証Ｇ] が7月14日大引け後(15:00)に決算を発表。23年8月期第3四半期累計(22年9月-23年5月)の経常損益(非連結)は3100万円の赤字(前年同期は300万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1900万円の赤字→9000万円の赤字(前期は900万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の経常損益も従来予想の1200万円の黒字→5900万円の赤字(前年同期は3700万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の売上営業損益率は前年同期の12.2％→-0.4％に急悪化した。

株探ニュース