ABEJAがS安、3~5月期売上高が前四半期比で減少し業績モメンタム鈍化の懸念
ABEJA<5574.T>がストップ安の水準となる前営業日比1500円安の5680円に売られた。13日の取引終了後に発表した23年8月期第3四半期累計(22年9月~23年5月)の単体決算は、経常利益が3億7500万円となり、通期の計画(3億6600万円)を超過した。同社は前年度の第3四半期に四半期財務諸表を作成しておらず、決算短信に前年同期比の増減率の記載はない。売上高は21億円となったが、直近3カ月となる3~5月期の売上高は第2四半期の水準を下回った。営業利益も第2四半期の水準を大きく下回っており、業績のモメンタム鈍化を警戒した売りが膨らんだようだ。
企業向けのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進支援が収益拡大に貢献し、第3四半期での営業利益の減速については計画通りという。同社は6月の上場に伴う株式交付費用を第4四半期に計上する予定。上場に伴う資金調達に関連して、繰越欠損金の利用が50%に制限されることから、これを踏まえた税金費用を見込み、通期の計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
企業向けのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進支援が収益拡大に貢献し、第3四半期での営業利益の減速については計画通りという。同社は6月の上場に伴う株式交付費用を第4四半期に計上する予定。上場に伴う資金調達に関連して、繰越欠損金の利用が50%に制限されることから、これを踏まえた税金費用を見込み、通期の計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
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