ベネ・ワン Research Memo(4):2023年3月期は増収減益、中長期成長加速に向けた先行投資実施(2)

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最新投稿日時:2023/06/16 12:04 - 「ベネ・ワン Research Memo(4):2023年3月期は増収減益、中長期成長加速に向けた先行投資実施(2)」(フィスコ)

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ベネ・ワン Research Memo(4):2023年3月期は増収減益、中長期成長加速に向けた先行投資実施(2)

配信元:フィスコ
投稿:2023/06/16 12:04
*12:04JST ベネ・ワン Research Memo(4):2023年3月期は増収減益、中長期成長加速に向けた先行投資実施(2) ■ベネフィット・ワン<2412>の業績動向

2. 財務状況
2023年3月期末の総資産は、前期末比4,065百万円減の53,981百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が7,976百万円減少した一方で、売掛金が1,369百万円、未収入金が1,222百万円増加した。固定資産では、システム設備投資等によってソフトウェアが2,043百万円増加した一方で、保有株式の一部売却等により投資有価証券が750百万円減少した。負債合計については、前期末比3,985百万円減の29,148百万円となった。主な要因を見ると、流動負債では買掛金が1,427百万円、法人税等の支払等によって未払法人税等が964百万円減少した。固定負債では、返済によって長期借入金が1,000百万円減少した。純資産合計は前期末比79百万円減の24,832百万円となった。これは主に2023年3月期に計上した親会社株主に帰属する当期純利益7,655百万円、配当金の支払5,742百万円、取締役会決議に基づく自己株式の取得1,499百万円によるものである。

キャッシュ・フローに関しては、営業活動によるキャッシュ・フローが3,168百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが2,844百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが8,338百万円の支出となった。営業活動によるキャッシュ・フローについては、税金等調整前当期純利益の計上などによって増加した。財務活動によるキャッシュ・フローに関しては、配当金の支払5,741百万円、自己株式の取得1,506百万円などによって減少した。

安全性の指標を見ると、流動比率は147.4%、固定比率は107.0%と引き続き問題のない水準である。また、自己資本比率に関しても前期末比3.1ポイント増の46.0%と健全な値であると言えるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)

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配信元: フィスコ

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