テクノフレ、今期経常を一転35％減益に下方修正

　テクノフレックス <3449> [東証Ｓ] が6月15日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の33億円→20億円(前期は30.6億円)に39.4％下方修正し、一転して34.6％減益見通しとなった。
　同時に、1-6月期(上期)の連結経常利益も従来予想の13億円→8億円(前年同期は15.9億円)に38.5％下方修正し、減益率が18.6％減→49.9％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年５月２日に公表いたしました連結業績予想は、半導体関連市場が在庫調整・生産調整局面にあることから、継手事業で半導体関連の減収を踏まえた予想としておりましたが、半導体関連市場の影響は予想より大きく、また、長期化しており、連結業績予想との差異が大きくなっております。収益面では、上記の減収に伴う減益に加え、製造原価の上昇もあり、継手事業で原価上昇分の価格転嫁に予想以上の時間を要していることから、連結業績予想との差異が大きくなっております。以上のことから、当社は、当期の連結業績予想を修正することといたしました。（ご参考）2023年５月２日に公表いたしました、年間54円（中間27円、期末27円）の当期配当予想に、変更はございません。※ 上記予想は、本開示の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、将来発生する様々な要因により、異なる結果となる可能性を含みます。