内外トランス、上期経常を11％下方修正

　内外トランスライン <9384> [東証Ｐ] が6月15日昼(12:00)に業績修正を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の25.8億円→23億円(前年同期は33.4億円)に10.9％下方修正し、減益率が22.8％減→31.2％減に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の58.6億円(前期は68.7億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社グループの2023年12月期第２四半期累計期間の連結業績につきましては、コンテナ運賃市況低迷の影響を受け、当初業績予想を、以下の理由から下回る見込みであります。　売上高につきましては、単体の主力商品である輸出混載貨物輸送において、当社の想定を超えた水準での運賃の下落と荷動きの減少が続いており、当初計画に対して未達で推移しております。 　利益につきましては、売上原価率の改善を図り、前回発表予想を上回る利益率で推移しておりますが、売上高の減少をカバーするまでには至らず、減益となる見込みとなっております。　以上の結果、当第２四半期累計期間連結業績予想数値が前回発表業績予想を下回る見込みとなりましたので、上記のとおり修正いたします。　なお、通期連結業績予想数値につきましては、業績向上に向け、中期経営計画に掲げる諸施策を講じておりますが、当社グループを取巻く経済環境は依然不透明であることから、現在業績予想を精査中であります。今後修正が必要と判断した場合には、速やかに開示いたします。　また、中間及び期末の配当予想につきましては、2023年２月10日に公表しました数値から変更はありません。（注）上記の予想につきましては、現時点における入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績等は様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。