ヨシタケ、前期経常を一転2％減益に下方修正

　ヨシタケ <6488> [東証Ｓ] が5月15日大引け後(15:10)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の14.3億円→13.2億円(前の期は13.5億円)に7.7％下方修正し、一転して2.4％減益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の10.2億円→10.6億円(前の期は9.6億円)に4.3％上方修正し、増益率が5.5％増→10.0％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.6億円→5.5億円(前年同期は7.5億円)に16.6％減額し、減益率が12.5％減→27.0％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当連結会計年度の業績に関しまして、売上高につきましては、連結・個別ともに前回発表予想とほぼ同水準となる見込みであります。利益面につきましては、個別業績においては、受取配当金の増加や固定資産売却益の増加などにより、前回発表予想を上回る見込みであります。連結業績においては、前回発表予想とほぼ同水準となる見込みであります。　なお、今後の景気動向を注視し業績予想の見直しが必要になった場合には速やかに開示することといたします。