エアークローゼット <9557> [東証G] が5月15日大引け後(15:00)に決算を発表。23年6月期第3四半期累計(22年7月-23年3月)の最終損益(非連結)は2億3200万円の赤字(前年同期は4億3300万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の1億1400万円の赤字→3億7400万円の赤字(前期は3億7800万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の最終損益も従来予想の4200万円の黒字→2億1800万円の赤字に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社は 2023 年6月期期初において政府による行動制限の方針緩和などからコロナウイルス感染症の市況への影響が一定程度低減することを想定のうえ、業績予想を作成いたしました。また airCloset 事業の無料会員数を月額会員数の先行指標として捉え、月額会員数の増加を当該業績予想に組み込みました。以上を前提として、2022 年6月期における成長率以上の成長を見込み売上高、各種利益(営業利益、経常利益及び当期純利益)の計画を策定しました。2023 年6月期 第3四半期末時点において、会員数は純増し、事業自体の継続的な成長は果たしているものの、期初に立てた業績予想数値を達成するのが困難であることが予測できるようになりましたため、業績の下方修正を行うことを決定いたしました。以下に、業績未達の要因となった事象について、売上に係る要因と各種利益に係る要因を記載いたします。(売上) 2023 年6月期通期業績につきましては、新規会員獲得が期初における見込みを下回り、会員数が計画比で未達となったことにより、売上が想定を下回ることが見込まれるため、下方修正いたしました。新規会員獲得が想定を下回ることとなった主な要因は以下の3点となります。 1点目は、前述のとおり、修正前の 2023 年6月期における新規会員獲得数についても、コロナウイルス感染症による市況への影響が一定程度低減することを想定して作成いたしました。市況については回復傾向にあるものの、当初想定ほどには回復しておらず、新規会員獲得が想定を下回っております。 2点目は、需要期である春先において、会員登録を完了せずに離脱するお客様が見込みより増えたことにより、コンバージョンレートが低下したことが挙げられます。これは、LTV(顧客生涯価値)向上を図るために会員様への魅力訴求と会員様のお洋服の好みに関する情報収集の強化を目的として会員登録導線を伸長した結果、かえって会員登録に要する時間が増加し、登録途中での離脱につながったものと考えております。 3点目は、上記と同様に需要期である春先において、マーケティング施策に関連する一時的なシステムエラー(サーバートラブル・バグ)が発生し、計画していた広告活動に影響が生じたことによるものとなります。 今般の業績予想修正においては、期末会員数の修正前計画数値 39,525 人に対し、修正後計画数値は33,000 人を想定しております。 (営業利益、経常利益及び当期純利益) 営業利益、経常利益及び当期純利益においてそれぞれ、売上高が当初計画を下回ることを主要因に、下方修正いたしました。各種利益に与える影響につきましては、会員数と月額会員一人当たり限界利益が大きな要因となりますが、月額会員一人当たり限界利益は修正前計画数値 66 千円に対し、修正後計画数値は 63 千円を想定しております。当該数値が当初想定より減少している主な要因としては、お洋服の品質改善のために、過去の仕入分も含めて、お洋服の品質を向上させるために修繕等のメンテナンスを実施した際の費用負担が増加した点が挙げられます。 また、その他の要因としては、新規事業のためにシステム開発投資を実施することの影響及び円安により海外との取引を行っているサーバー代や業務委託に関する費用の高まりによる販売費及び一般管理費の増加が挙げられます。これらの事業環境と当社の収益状況等を勘案し、2023 年6月期通期業績予想を上記のとおり修正いたします。
しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の1億1400万円の赤字→3億7400万円の赤字(前期は3億7800万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の最終損益も従来予想の4200万円の黒字→2億1800万円の赤字に減額し、一転して赤字計算になる。
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会社側からの【修正の理由】
当社は 2023 年6月期期初において政府による行動制限の方針緩和などからコロナウイルス感染症の市況への影響が一定程度低減することを想定のうえ、業績予想を作成いたしました。また airCloset 事業の無料会員数を月額会員数の先行指標として捉え、月額会員数の増加を当該業績予想に組み込みました。以上を前提として、2022 年6月期における成長率以上の成長を見込み売上高、各種利益(営業利益、経常利益及び当期純利益)の計画を策定しました。2023 年6月期 第3四半期末時点において、会員数は純増し、事業自体の継続的な成長は果たしているものの、期初に立てた業績予想数値を達成するのが困難であることが予測できるようになりましたため、業績の下方修正を行うことを決定いたしました。以下に、業績未達の要因となった事象について、売上に係る要因と各種利益に係る要因を記載いたします。(売上) 2023 年6月期通期業績につきましては、新規会員獲得が期初における見込みを下回り、会員数が計画比で未達となったことにより、売上が想定を下回ることが見込まれるため、下方修正いたしました。新規会員獲得が想定を下回ることとなった主な要因は以下の3点となります。 1点目は、前述のとおり、修正前の 2023 年6月期における新規会員獲得数についても、コロナウイルス感染症による市況への影響が一定程度低減することを想定して作成いたしました。市況については回復傾向にあるものの、当初想定ほどには回復しておらず、新規会員獲得が想定を下回っております。 2点目は、需要期である春先において、会員登録を完了せずに離脱するお客様が見込みより増えたことにより、コンバージョンレートが低下したことが挙げられます。これは、LTV(顧客生涯価値)向上を図るために会員様への魅力訴求と会員様のお洋服の好みに関する情報収集の強化を目的として会員登録導線を伸長した結果、かえって会員登録に要する時間が増加し、登録途中での離脱につながったものと考えております。 3点目は、上記と同様に需要期である春先において、マーケティング施策に関連する一時的なシステムエラー(サーバートラブル・バグ)が発生し、計画していた広告活動に影響が生じたことによるものとなります。 今般の業績予想修正においては、期末会員数の修正前計画数値 39,525 人に対し、修正後計画数値は33,000 人を想定しております。 (営業利益、経常利益及び当期純利益) 営業利益、経常利益及び当期純利益においてそれぞれ、売上高が当初計画を下回ることを主要因に、下方修正いたしました。各種利益に与える影響につきましては、会員数と月額会員一人当たり限界利益が大きな要因となりますが、月額会員一人当たり限界利益は修正前計画数値 66 千円に対し、修正後計画数値は 63 千円を想定しております。当該数値が当初想定より減少している主な要因としては、お洋服の品質改善のために、過去の仕入分も含めて、お洋服の品質を向上させるために修繕等のメンテナンスを実施した際の費用負担が増加した点が挙げられます。 また、その他の要因としては、新規事業のためにシステム開発投資を実施することの影響及び円安により海外との取引を行っているサーバー代や業務委託に関する費用の高まりによる販売費及び一般管理費の増加が挙げられます。これらの事業環境と当社の収益状況等を勘案し、2023 年6月期通期業績予想を上記のとおり修正いたします。
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