中越パ、前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は6％増益、前期配当を10円増額・今期も50円継続へ

　中越パルプ工業 <3877> [東証Ｐ] が5月15日後場(14:30)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比10.4％増の33.9億円になり、従来予想の25億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。24年3月期も前期比6.0％増の36億円に伸びる見通しとなった。3期連続増収になる。

　同時に、前期の年間配当を40円→50円(前の期は40円)に増額し、今期も50円を継続する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の19.4億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.7％→6.5％に大幅改善した。

株探ニュース