<動意株・20日>(前引け)=日金属、モダリス、NOK
日本金属<5491.T>=上値追い態勢。3月10日以来となる1000円大台復帰も視界に入ってきた。ステンレス加工に強みを持つ圧延専業メーカーで、高付加価値製品へのシフトを進めている。そのなか、強度・軽量化のニーズに対応したグレーチング部材製品であるIバー「リプルス」の需要獲得が進んでいる。業績面では、23年3月期は原料コスト上昇に伴い増収確保も営業減益を見込むが、価格転嫁の進展により24年3月期は利益の底入れ反転が期待される。PBRが0.2倍台と超割安圏にあり、低PBR是正をテーマとした個別株物色の流れに乗っている。
モダリス<4883.T>=急速切り返し。同社はゲノム編集技術を駆使して遺伝子治療薬の開発を手掛けるバイオベンチャーで、継続疑義注記銘柄ではあるが今後の医薬開発に対する期待も大きい。19日取引終了後、5月に開催される米国遺伝子細胞治療学会で、筋ジストロフィーのプレシジョン・メディシン(精密医療)であるMDL―101の有効性を裏付ける前臨床データを開示することを発表しており、これを手掛かり材料に投資資金が流入する格好となった。
NOK<7240.T>=大幅高で年初来高値を更新。同社は自動車向け油封部品(オイルシール)のトップメーカーで、高技術力をバネに電子デバイス分野への展開にも力を入れている。19日取引終了後、株主還元策の強化を発表、26年3月期を最終年度とする新中期経営計画期間中の3年間で総額675億円を下限とした株主還元を実施することを発表、これがポジティブサプライズとなった。なお、23年3月期の年間配当については従来計画に25円増額し、75円とすることを発表している。同社株はPBRが0.5倍台と非常に低く、東証の低PBR改善要請にも反応する形となっており、目先物色人気が集中する格好となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
モダリス<4883.T>=急速切り返し。同社はゲノム編集技術を駆使して遺伝子治療薬の開発を手掛けるバイオベンチャーで、継続疑義注記銘柄ではあるが今後の医薬開発に対する期待も大きい。19日取引終了後、5月に開催される米国遺伝子細胞治療学会で、筋ジストロフィーのプレシジョン・メディシン(精密医療)であるMDL―101の有効性を裏付ける前臨床データを開示することを発表しており、これを手掛かり材料に投資資金が流入する格好となった。
NOK<7240.T>=大幅高で年初来高値を更新。同社は自動車向け油封部品(オイルシール)のトップメーカーで、高技術力をバネに電子デバイス分野への展開にも力を入れている。19日取引終了後、株主還元策の強化を発表、26年3月期を最終年度とする新中期経営計画期間中の3年間で総額675億円を下限とした株主還元を実施することを発表、これがポジティブサプライズとなった。なお、23年3月期の年間配当については従来計画に25円増額し、75円とすることを発表している。同社株はPBRが0.5倍台と非常に低く、東証の低PBR改善要請にも反応する形となっており、目先物色人気が集中する格好となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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