ＯＬＣが冴えない、日経平均採用も好材料出尽くしとの受け止め◇

　オリエンタルランド<4661.T>が冴えない。日本経済新聞社は前週末３日の取引終了後、日経平均株価の構成銘柄について、定期入れ替えを実施すると発表した。新たにオリエンタルランド＜4661.T＞とルネサスエレクトロニクス＜6723.T＞、日本航空＜9201.T＞の３銘柄を採用。東洋紡＜3101.T＞と日本軽金属ホールディングス＜5703.T＞、東邦亜鉛＜5707.T＞の３銘柄を除外する。採用銘柄と除外銘柄はおおむね市場の事前予想通りの結果となり、ＯＬＣに対しては、いったん好材料出尽くしと受け止めた売りが膨らんだようだ。

　このほか半導体株の上昇を追い風にルネサスは堅調に推移する一方、ＪＡＬは朝高後は伸び悩みの展開。除外となった東洋紡と日軽金ＨＤ、東邦亜鉛は悪材料出尽くしと受け止めた買いが入り、朝安後はプラスに転じる場面がある。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS