東レ、今期最終を一転15％減益に下方修正

　東レ <3402> [東証Ｐ] が2月8日昼(12:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比16.5％減の745億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の950億円→720億円(前期は842億円)に24.2％下方修正し、一転して14.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の358億円→128億円(前年同期は233億円)に64.1％減額し、一転して44.7％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比45.6％減の154億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.9％→3.9％に悪化した。

株探ニュース