中央紙器、今期経常を一転4％減益に下方修正

　中央紙器工業 <3952> [名証Ｍ] が2月2日後場(14:10)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比4.2％減の5.9億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8.3億円→7.5億円(前期は7.8億円)に9.6％下方修正し、一転して4.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5億円→4.2億円(前年同期は3.9億円)に15.7％減額し、増益率が30.2％増→9.7％増に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比20.1％増の2.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の7.1％→8.0％に改善した。

株探ニュース