三ツ知、今期最終を一転赤字に下方修正、配当も無配転落

　三ツ知 <3439> [東証Ｓ] が1月31日大引け後(15:30)に決算を発表。23年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結最終損益は9600万円の赤字(前年同期は2億2800万円の黒字)に転落し、従来の1億0600万円の黒字予想から一転赤字で着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の3億8700万円の黒字→8700万円の赤字(前期は3億9500万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結最終利益は前年同期比94.6％減の900万円に大きく落ち込む計算になる。

　業績悪化に伴い、従来23円を計画していた今期の年間配当を見送り、10期ぶりに無配転落とする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(2Q)の連結最終損益は1億1000万円の赤字(前年同期は1億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の2.9％→0.1％に悪化した。

株探ニュース