“落ち着き処を探る”展開…!? - ドル円

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最新投稿日時:2023/01/23 11:38 - 「“落ち着き処を探る”展開…!? - ドル円」(武市佳史)

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“落ち着き処を探る”展開…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2023/01/23 11:38

◆ “巻き戻し”先行も、長くは続かず… - 一時“130円台”


前日までの“円買い”とは一変、先週末は“円売り”が目立ちました。
「日銀、金融政策変更」への思惑が後退し、また「米10年債利回りが上昇(→3.49%)」したことが後を押したと見られるところです。
こうして“巻き戻し”が先行したドル円は、NYタイム序盤にかけて“130.615円”まで値を戻しました。

一方で買い一巡後は“上げ渋り”に転じるなど、まだ“方向感定らず”を脱却したとはいい難い動きは続いています。
こうして再び“129円半ば”へと押し戻されると、そのままの水準で先週末の取引を終えています。

◆ 日米金融政策を巡る思惑は増幅しづらい…?


すでに「米ブラックアウト期間」に突入していることを考えれば、「米金融政策(2月FOMC)」を巡る思惑は“一旦落ち着く”と見るのが自然です。
一方で「日銀総裁人事」は“まだ先(2月に国会提示)”というスケジュール感ですので、現時点で「日銀、金融政策変更」を囃す展開は想定しづらいところでもあります。
特に今週は「中国大型連休(春節)」の真っ最中でもありますので、この点からも“一方向への動意”は想定しづらいところです。

ボラティリティが高いだけに“膠着ではなく、揺れ動き”とは考えますが、目先は“落ち着き処を探る”を見たいところです。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。

132.703(22/12/15~23/1/16の50%戻し)
132.467(1/12高値)
132.347(日足・一目均衡表基準線)
132.000(大台)
131.885(1/6~1/16の61.8%戻し)
131.784(ピボット2ndレジスタンス)
131.572(1/18高値)
131.000(大台)
上値5:130.904(週足・一目均衡表先行スパン上限、20日移動平均線)
上値4:130.615(1/20高値、ピボット1stレジスタンス)
上値3:130.252(1/20高値後の76.4%戻し)
上値2:130.048(日足・一目均衡表転換線、1/20高値後の61.8%戻し、大台)
上値1:129.846(1/20高値後の61.8%戻し)
前営業日終値:129.579
下値1:129.193(1/19~1/20の50%押し)
下値2:128.997(-1σ、大台)
下値3:128.857(1/19~1/20の61.8%押し)
下値4:128.410(ピボット1stサポート)
下値5:128.343(1/20安値)
128.000(大台)
127.770(1/19安値)
127.554(1/18安値)
127.226(1/16安値、21/1/6~22/10/21の50%押し水準、月足・一目均衡表基準線、ピボット2ndサポート)
127.000(大台、-2σ)
126.860(22/5/30安値)
126.673(22/5/27安値)
126.540(22/5/26安値)

《11:15》

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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