決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … サイステップ、スーパーＶ、ＣＳランバー (1月16日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の1月13日から16日の決算発表を経て17日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ラピーヌ <8143>
　23年2月期の連結経常利益を従来予想の1億5000万円→3億5000万円(前期は1億7800万円)に2.3倍上方修正し、一転して96.6％増益見通しとなった。

★No.4　サイステップ <3810>
　23年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結最終損益は5.6億円の赤字(前年同期は11億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.6　ＡＬｉＮＫ <7077>
　23年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.5％増の1億7700万円に伸び、通期計画の1億8000万円に対する進捗率は98.3％に達し、3年平均の85.2％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8143> ラピーヌ 　　　東Ｓ 　 +25.25 　　1/16　　　3Q　　　 32.39
<3094> スーパーＶ 　　東Ｓ 　 +10.38 　　1/16　　　3Q　　　　赤拡
<3021> ＰＣＮＥＴ 　　東Ｓ　　 +9.41 　　1/16　　上期　　　-11.48
<3810> サイステップ 　東Ｓ　　 +7.66 　　1/16　　上期　　　　赤縮
<7808> ＣＳランバー 　東Ｓ　　 +6.07 　　1/16　　上期　　　 -8.78

<7077> ＡＬｉＮＫ 　　東Ｇ　　 +2.11 　　1/16　　　3Q　　　　3.51
<2404> 鉄人化計画 　　東Ｓ　　 +0.36 　　1/16　　　1Q　　　　赤転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース