ETF売買動向＝16日前引け、野村独株Ｈ有、野村欧州株Ｈが新高値

　16日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比14.5％減の1442億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同11.3％減の1247億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　タイ株式 <1559> 、ＮＥＸＴ　東証銀行業株価指数 <1615> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳユーロ・ストックス５０指数 <2859> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳドイツ株式・ＤＡＸ <2860> が新高値。グローバルＸ　Ｓ＆Ｐ５００・カバード・コール <2868> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、グローバルＸ　グリーン・Ｊ－ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2855> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> 、ＮＥＸＴ　日経３００株価上場投信 <1319> など8銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン　ＳＲＩ <2851> は4.90％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は3.94％安、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <2048> は3.62％安と大幅に下落。

　日経平均株価が264円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金624億5900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金594億8000万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が173億8000万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が145億7500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が71億3000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が71億2700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が67億7800万円の売買代金となった。

株探ニュース