本日は“膠着”…!? - ドル円

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最新投稿日時:2023/01/04 11:36 - 「本日は“膠着”…!? - ドル円」(武市佳史)

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本日は“膠着”…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2023/01/04 11:36

◆ “円買い”進行も、“ドル買い”も併存… - 一時“130円割れ”


「日銀・金融緩和修正」への思惑は根強く、年明け早々“円買い”が優勢となりました。
この影響にて“130円割れ(安値は129.506円)”へ値を落としたドル円ですが、すぐさま“切り返し”に転じました。
流動性の乏しい中で発生した“往き過ぎ”を修正する動きですが、欧州勢が“ドル買い”を加速させたことが主な要因といえます。

◆ “円買い”が入りやすい環境であることは否めないが…?


米10年債利回りは“低下傾向”ですので、緩やかながらも「日米金利格差」は着実に“縮小”しています。
このため目先は“円買い”が促されやすく、本日発表の「ISM製造業景気指数」そして「FOMC議事要旨」でどこまで押し戻すことができるか…?

ただテクニカルを見ると、“1/3安値後の50%押し(130.477円)”を割り込むまでは、“再度の円買い”は抑制されやすいという実状があります。
“昨日の戻り高値(131.382円)”は“22/12/28~23/1/3の38.2%戻し”とほぼ合致するだけに“上値の重さ”は否めないところがありますが、それでも「米雇用統計」を週末に控えるスケジュール感を踏まえれば…。

本日に関しては、“131円絡みの揺れ動き”と見るのが妥当かもしれませんね。
ただし“放れた方にはついていく”には警戒しながらになりますが…。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。

134.382(22/12/29高値)
133.994(20日移動平均線、大台)
133.639(ピボットハイブレイクアウト)
133.084(22/12/30高値、大台)
132.590(22/12/28~23/1/3の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:132.482(50週移動平均線)
上値4:132.001(22/12/28~23/1/3の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、大台)
上値3:131.763(ピボット1stレジスタンス)
上値2:131.658(-1σ)
上値1:131.382(1/3高値、22/12/28~23/1/3の38.2%戻し水準)
前営業日終値:131.015(大台)
下値1:130.706(1/3安値後の38.2%押し)
下値2:130.477(1/3安値後の50%押し)
下値3:130.247(1/3安値後の61.8%押し)
下値4:130.000(大台、1/3安値後の76.4%押し)
下値5:129.887(ピボット1stサポート)
129.661(週足・一目均衡表先行スパン上限)
129.495(22/6/2安値、1/3安値)
129.197(-2σ)
129.000(大台)
128.758(ピボット2ndサポート)
128.639(22/6/1安値)
128.000(大台、ピボットローブレイクアウト)

《10:55》

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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