■株主還元策
紀文食品<2933>は、企業価値の向上による株主への利益配分を経営の重要課題の1つとして認識している。将来の事業展開と財務体質強化のため必要な内部留保を確保しながらも、株主への利益還元と安定した配当性向の向上を基本方針としている。
2022年3月期は1株当たり15.0円(配当性向17.9%)の配当を実施した。また、2023年3月期の年間配当については前期比1円増配の16.0円を予定している。株主に対する還元策として配当を積極的に充実させていくことを基本方針としつつ、中長期的な観点から既存事業の効率化促進や拡大及び、新規事業の事業投資を中心に充当して、企業競争力と経営基盤の長期安定化に取り組み、企業価値の向上を図る方針である。
株主優待制度に関しては毎年9月末時点を基準日とし、株主名簿に記載・記録されている同社株式を300株(3単元)以上−1,000株(10単元)未満、または1,000株(10単元)以上を保有する株主を対象としている。株主優待の内容は、保有する株数に応じて「同社商品詰め合わせ」を贈呈する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 石灰達夫)
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紀文食品<2933>は、企業価値の向上による株主への利益配分を経営の重要課題の1つとして認識している。将来の事業展開と財務体質強化のため必要な内部留保を確保しながらも、株主への利益還元と安定した配当性向の向上を基本方針としている。
2022年3月期は1株当たり15.0円(配当性向17.9%)の配当を実施した。また、2023年3月期の年間配当については前期比1円増配の16.0円を予定している。株主に対する還元策として配当を積極的に充実させていくことを基本方針としつつ、中長期的な観点から既存事業の効率化促進や拡大及び、新規事業の事業投資を中心に充当して、企業競争力と経営基盤の長期安定化に取り組み、企業価値の向上を図る方針である。
株主優待制度に関しては毎年9月末時点を基準日とし、株主名簿に記載・記録されている同社株式を300株(3単元)以上−1,000株(10単元)未満、または1,000株(10単元)以上を保有する株主を対象としている。株主優待の内容は、保有する株数に応じて「同社商品詰め合わせ」を贈呈する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 石灰達夫)
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