名村造、今期営業を一転黒字に上方修正

　名村造船所 <7014> [東証Ｓ] が11月11日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益は93.2億円の黒字(前年同期は64.1億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の5億円の赤字→95億円の黒字(前期は95.3億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業損益は1.7億円の黒字(前年同期は31.1億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結営業損益は15.1億円の黒字(前年同期は5.4億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-3.4％→5.0％に急改善した。

株探ニュース