ヨロズ、今期経常を一転21％減益に下方修正、配当も19円減額

　ヨロズ <7294> [東証Ｐ] が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の7.7億円に急拡大し、従来予想の5.6億円を上回って着地。
　しかしながら併せて、通期の同利益を従来予想の36億円→18億円(前期は22.8億円)に50.0％下方修正し、一転して21.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比48.4％減の10.2億円に落ち込む計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の33円→14円(前期は13円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比7.2倍の6.2億円に急拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.3％→1.6％に改善した。

株探ニュース