タカラトミー、上期経常を11％下方修正

　タカラトミー <7867> [東証Ｐ] が10月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の54億円→48億円(前年同期は59.4億円)に11.1％下方修正し、減益率が9.1％減→19.2％減に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の118億円(前期は126億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、主力の玩具事業が堅調に推移するとともに、国内及びアジア地域におけるアミューズメントマシン事業が拡大いたしました。また、ガチャ事業では大型集積売場展開と人気コンテンツを使った関連商品の売上が伸長したことに加え、小売事業キデイランドにおいては新型コロナウイルス感染症による行動制限が解除され、人流が回復したことから販売が伸長する等により、前回発表予想を上回る見込みであります。　営業利益につきましては、海外拠点での物流費の上昇や為替の影響等により原価率が悪化したものの、売上高の増加に伴う売上総利益増並びに販売費及び一般管理費の効率的な運用を図ったこと等により、前回発表予想を上回る見込みであります。　一方、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、急激な為替相場の変動により為替差損を計上することにより、前回発表予想を下回る見込みとなりました。　なお、通期連結業績予想につきましては、最大商戦期である年末年始商戦の動向等を精査する必要があることから、前回発表値を据え置いております。【業績等の予想に関する注意事項】　この資料に記載されております業績等の予想数値につきましては、現時点で得られた情報に基づいて算定しており、多分に不確実な要素を含んでおります。実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。