キヤノンＭＪ、今期経常を4％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額

　キヤノンマーケティングジャパン <8060> [東証Ｐ] が10月25日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比38.9％増の386億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の470億円→490億円(前期は410億円)に4.3％上方修正し、増益率が14.4％増→19.2％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の185億円→205億円(前年同期は195億円)に10.8％増額し、一転して5.2％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の80円→85円(前期は75円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比62.3％増の102億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.9％→7.3％に改善した。

株探ニュース