ETF売買動向＝4日寄り付き、日経レバの売買代金は393億円と活況

　4日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比6.3％増の757億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同12.5％増の657億円となっている。

　個別ではグローバルＸ　米国優先証券　ＥＴＦ <2866> が新高値。ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が8.19％高、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が6.08％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> が5.94％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> が5.11％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が4.48％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.09％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００インバース <2842> は3.40％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が540円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金393億8600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金240億4400万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が82億6100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が48億4800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が34億8200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が26億5500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が25億500万円の売買代金となっている。

株探ニュース