ワシントンホテルは大幅続伸、インバウンド需要追い風に今期黒字転換の可能性も

　ワシントンホテル<4691.T>が大幅続伸、全般軟調地合いに抗してマドを開けて買われる人気となった。一時４５円高の９４０円まで上値を伸ばし、２週間ぶりに年初来高値を更新した。首都圏を中心にビジネスホテル「Ｒ＆Ｂ」を運営するほか、関東以西を中心に「ワシントンホテルプラザ」の運営も行っている。水際対策緩和により訪日外国人観光客によるインバウンド需要拡大が見込まれるなか、同社の収益環境の風向きも追い風に変わっている。２３年３月期は営業損益３億１２００万円の赤字（前期は３２億４３００万円の赤字）を見込むが、会社側見通しは保守的で市場では一転黒字に転じるとの見方が根強い。

出所：MINKABU PRESS