下げ止まりとなるか・・・
日米ともに株式市場が大きく急落しました。
さすがにこの急落で下げ止まるのではないか…
いや、まだまだ下がるのではないか…
と、不安な投資家も多いのではないでしょうか。
今後の日本株の展望と、次の買い場について考察してみます。株価が下落した理由は、FRBパウエル議長の発言を受けて、米国において金融引き締めが想定以上に強化され続けるのではないかという懸念です。
パウエル議長がインフレに対して徹底的に対応していくと述べたことで、金融引き締めに加え、インフレによる景気減速懸念が一気に強まったことで日米ともに株価が急落しています。
日経平均株価も下値抵抗線であった28000円を割り込み、日本株さらに暴落か?と疑心暗鬼の相場になりつつあります。
今のところ中長期(年末前後)までで考えると、それほど大きな下落にはならないだろうと考えていますが、短期的な下落はもう一段あってもおかしくはないでしょう。というのも、29日に株価が大きく下落したにもかかわらず、私が日々監視する暴落銘柄数はゼロとなっており、暴落というにはほど遠い状態です。
またシステムトレードにおいても株価が大きく下落したにもかかわらず、逆張り戦略のシグナルもほとんどなく、「待ちの状態」です。
このように状況を踏まえて考えると、「短期的には値動きの荒い状況となり株価もまだ下落する可能性もあるが、落ち着けば徐々に株価は回復する」と考えています。
今は夏枯れ相場で売買代金も乏しい状況です。ちょっとした悪材料で株価は大きく乱高下します。過度に大きなリスクを取らず、しっかりとリスク管理を徹底しながら保守的なトレードを心掛けましょう。
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