エンビプロ、今期経常を25％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

　エンビプロ・ホールディングス <5698> [東証Ｐ] が5月13日大引け後(16:00)に決算を発表。22年6月期第3四半期累計(21年7月-22年3月)の連結経常利益は前年同期比88.6％増の27.6億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の32億円→40億円(前期は25億円)に25.0％上方修正し、増益率が27.6％増→59.5％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の14.4億円→22.4億円(前年同期は17.9億円)に55.5％増額し、一転して24.8％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の23円→25円(前期は1→2の株式分割前で25円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比33.7％増の10億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の7.0％→6.1％に悪化した。

株探ニュース