中外鉱、前期最終を95％上方修正

　中外鉱業 <1491> [東証Ｓ] が5月12日大引け後(17:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結最終利益を従来予想の2.8億円→5.4億円(前の期は1.7億円)に95.0％上方修正し、増益率が60.0％増→3.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の1億円→3.7億円(前年同期は1.3億円)に3.5倍増額し、一転して2.8倍増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期の業績につきましては、金、プラチナ、パラジウム等の貴金属価格の高騰や、工場稼働率が貴金属原料の集荷量の増加等により高水準で推移したことに加え、繰延税金資産を計上したことから売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を上回る見込みとなりました。(注)　上記の業績予想につきましては、本資料の発表時において入手可能な情報に基づいて判断したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想値と異なることがあります。